INTERVIEW 05 攻めの保守安全

オペレーション本部
鈴木 剛
電子工学専攻 2018年入社
  • #中途
  • #電子工学科
  • #オペレーション
  • #前職=エネルギー企業

質問01 / 06 現在の仕事

現在当社は日本全国に12拠点の発電所を運転中ですが、それらのうち、主に太陽光発電の保守・保全業務を担っています。全国の発電所を一元管理し、より安全で、安定的に稼働するための仕組みを作り、日々発電所がトラブルなく動き続けるように管理し、問題が起きれば復旧にあたるのが、私の役目です。

連日すべての太陽光発電所を見回るわけにはいかず、多くの場合は、現場に設置したカメラや気象計などから情報を得て、異常がないかチェックしていきます。当社が手掛ける太陽光発電所はいずれも大規模で、一度運転が止まったら、その影響たるや大きなものです。予防保全はもちろんのこと、何か起きた時にスピーディーかつ的確に対処することが求められます。そのために、日々のデータから「その発電所で起きている現実」をより正確に把握できるよう、各発電所の特徴を知り尽くしておくことが必要です。私は日ごろから、可能な限り多く現場へ足を運び、状況を総合的に理解するよう心がけています。

質問02 / 06 大切にしていること

当社に限らず、発電所は管理会社の皆さまの協力のもとで成り立っています。そうした管理会社の皆さまとコミュニケーションをしっかり取ることが、保守・保全業務の仕組みを作る上でも、万が一のトラブル対応においても、とても大切です。

管理会社でこの任務を担当される技術者の皆さまは、私よりも更に経験を積んだ先輩方が多く、とても頼もしいです。だからと言って頼りきりでは、当社ならではの仕組み作り、各種トラブル対応を実現することはできません。

そのため、現場へ足繁く通い、時に朝から行動を共にするなど、上辺だけでない日々のお付き合いを積み重ね、信頼を得て、円滑なコミュニケーションがとれるよう意識しています。

時に教えを乞いながら、一丸となって更に強固な体制を作り上げることが可能となっています。

質問03 / 06 レノバの良いところ

再生可能エネルギーの可能性を追求し、未来に対して前向きに突き進んでいるところです。この前向きさは、保守・保全業務においても発揮されています。例えば、日々の発電所の情報を把握する際に、リアルタイムで情報を得るため、各発電所にカメラだけでなく、気象計も設置する。赤外線カメラを積んだドローンを飛ばし、太陽光パネルの温度に異常がないかチェックする。いずれも、ここ最近始めた取り組みの一貫ですが、私が提案すると、すぐ上司からゴーサインが出ました。私は前職でも太陽光発電所の保守をしていましたが、ここまで先進的に保守・保全業務の仕組みを作っている発電所は、多くありません。これからも続々と増える大規模の発電所を支える仕組みを作るには、世の中に前例があるものばかりではなく、新しい技術やアイディアを取り入れる必要があります。まさに再生可能エネルギーの旗手としての手腕が問われるところです。今後も前向きに突き進んでいきたいです。

質問04 / 06 入社前の考え、今の考え

レノバへ入社する前には、まだ日本に例がないような、大規模な発電所の保守・保全業務をしたいと思っていました。今、まさにそのような業務を担当しているわけで、やはり大きなやりがいがあります。規模が大きいと、当然ながら故障したときの電力の損失はとても大きなものになります。だからこそ、管理やトラブルからの復旧の早さが重要になります。より責任感を持って業務に臨めています。

最近では、2019年の10月に日本へ上陸した台風19号が、各地に大きな被害をもたらしました。被災地・千葉県富津市にあるレノバの太陽光発電所も、一部影響を受けました。私は台風が過ぎ去った日の早朝に自宅を出発して現地へ向かいましたが、高速道路も使えず、一般道は大渋滞。昼前にようやく発電所に到着しました。幸いレノバの発電所は、設計時に一定の風水害の影響を予測して建設したため、被害はほとんどなく、いち早く運転を再開できました。このように、「何かあれば、すぐに動けるよう心の準備ができている」というのが、今の私が仕事に臨む心境で、当社のとても大切な一部を担っている実感があります。

質問05 / 06 今後のキャリア

今、レノバが事業を担う発電所では、より強固な保守・保全業務の仕組みを作り上げるため、情報の「見える化」を急激に進めていいます。例えば、ドローンを飛ばすことで、従来数週間かけて行っていた16万枚の太陽光パネルの異常を、2~3日でチェックできるようになりました。現場の経験を踏まえて、これらの様々な角度から得たデータを適切に扱えば、精度の高い遠隔監視が可能になります。そして社内から各地の発電所を一括管理できるシステムも充実させました。今後、太陽光のみならず、風力、バイオマス、地熱の大規模発電所が本格的に運転を開始した後にも、質の高い再生エネルギー発電所を維持できるよう、前向きに、レノバならではの強固な形を作り上げていきたいと思っています。

質問06 / 06 レノバへの入社をご検討中の皆様へ

保守・保全業務とお伝えすると、“守りの仕事”といったイメージをもたれる方が多いかもしれません。確かにその通りですが、当社の場合は、その仕組みを作り上げること、そして日々些細な変化も見過ごすことなく、スピーディーかつ的確に対処することが求められます。だからこそ「いろんな角度から物事を見られること」が求められます。一箇所からしか物事を見られなければ、多様な問題に対して、その都度アプローチを変えながら原因を探ることができなくなりますから。何かを一つ試してダメなら、考えをリセットして、別の角度から考え直す。何事に対しても、先入観から決めつけることはせず、「本当にこれでいいのか」と疑問を持つようにする。問題に迅速に対応するにはフットワークの軽さも大事ですが、パッと動く前に冷静になって、客観的なデータを集めて臨む必要もあります。その作業を踏んでおいてこそ、着実に実績を積み上げていくことができると思います。

2019年取材