梅中 麻由子バイオマス事業本部 バイオマス経営管理部 総務グループリーダー
思いやり
2003年にレノバに入社し、環境コンサルティング事業に従事した後、当社の事業内容の変遷とともに、私の仕事も変化してきました。現在は2度の産休・育休を経て、バイオマス発電所の運営管理において総務機能の取りまとめ役を担っています。当社は、ここ数年で6か所の大型バイオマス発電所の運転を開始する計画で、既に運転中のバイオマス発電所をモデルケースとして、新たに稼働する発電所がよりスムーズ且つ安全に運営されるよう、様々なリスクを想定しながら運営体制を構築しています。将来、発電所が運転開始するときに、現地の管理部長にしっかりとバトンを渡せるよう、チーム一丸となって対応しています。
仕事をする上で大切にしていることは「思いやり」です。日々の多忙な業務の中でも、関係者の皆さんが少しでもスムーズにコミュニケーションを取り、着実に事業を進められるよう、言葉に「思いやり」を添えることを意識しています。自分が携わることで潤滑油になれたらいいなと思っています。
みんなで想いを共有し、一緒に困難を乗り越えゴールへ向かっていく、そんな仕事のスタイルが好きです。だからこそ、関わる人に少しでも気持ちよく仕事を進めてほしいと思っています。
また、発電所の運営管理業務にあたる上では、発電所の現場で運営管理を担うメンバーが、24時間365日、日々緊張感のある中で働いているということを忘れてはいけないと思っています。こうした仲間の存在があってこそ、当社の事業が成立しているのです。現地メンバーの声を大切にし、良い事業を作り上げていくことを日々意識しています。
ライフ・ステージに合わせて
働き方を柔軟に変えられる
私が2003年に入社した当時は、社長以下10名程度のメンバーしかいませんでしたが、みんなが「いい会社・事業にしよう!」「自分たちが当社を大きくする!」という意気込みで取り組んでいました。現在も、情熱をもって働く社風が衰えずに残っています。
また、自由な雰囲気も気に入っています。もちろん、責任が伴った上での自由ということですが、責任を果たしていれば、型にはまった対応を強制されることはありません。私は2人の子どもの出産による育休と復帰を経て、現在は家庭のために割く時間も多くなっています。第一子出産後の大変な時期には、当時私が担当していた負荷が重い仕事を、「家庭を優先して」の一言で、上司がサッと引き受けてくれたことがありました。ライフ・ステージに合わせて、働き方を柔軟に変えさせてもらえる環境、理解してくれる仲間に恵まれたことに感謝しています。
今、当社で頑張っている社員の中には、10数年前の未上場のベンチャー企業だった時代に新卒で入ってきた者が多くいます。彼らは「自分たちこそが自ら道を切り開き、会社を成長させる」という強い思いで、次々と新しい提案をし、実際に会社を引っ張ってきました。そういうところにやりがいを感じてくださる方々とともに、環境問題を解決する事業を一歩一歩進めていければ嬉しいです。本社のみならず、発電所で働く仲間、当社と関わってくださる皆さまとの、「人と人の繋がり」を大事にし、これからも様々な困難を一緒に乗り越えていきたいです。
梅中 麻由子バイオマス事業本部
バイオマス経営管理部 総務グループリーダー
経済学部経済学科卒
2003年入社