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株主・投資家の皆さまへ

株式会社レノバ 代表取締役社長CEO 木南 陽介

 平素は格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。

 世界の政治状況が目まぐるしく変化する中、2025年2月に「第7次エネルギー基本計画」が閣議決定されました。その中では引き続き再生可能エネルギーの存在は大きく、電源構成の4~5割を目標とし、2040年度の主力電源に位置づけられています。
 このような中、当社は、2023年度に創設された「長期脱炭素電源オークション」で落札した3つの蓄電事業において、融資関連契約を締結いたしました。蓄電事業は、当社における今後の注力分野の1つであり、本事業の推進によって、電力系統の安定化と更なる再生可能エネルギーの導入拡大に、より一層貢献してまいりたいと考えています。
 また既存の事業においては、2025年1月に御前崎港バイオマス発電所が営業運転を開始し、他全国で稼働中のバイオマス発電所も安定した稼働率を維持しています。
 さらにはNon-FIT太陽光発電事業や、建設が進む苓北・天草陸上風力事業などを含め、現在保有するポートフォリオは合計で約1.5GWに達し、着実に事業の進捗・拡大を続けています。また海外においても、米国テキサス州における蓄電池事業の出資持分を70 %取得するなど、これまで積み重ねてきた努力と工夫が結実し、事業の成長に寄与しています。

 本年、創業25周年を迎える当社は、『中期経営計画2030』を発表いたしました。「ビジネスを通じて環境問題を解決する」という、創業以来変わらない理念のもと、持続的な成長と企業価値の向上に邁進してまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。

株式会社レノバ
代表取締役社長CEO
木南陽介