ガバナンス

コーポレート・ガバナンス

レノバは、「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し枢要な社会的課題を解決する」というミッションと、「日本とアジアにおけるエネルギー変革のリーディング・カンパニーとなること」というビジョンを掲げ、事業を展開しています。
その実現に向けては、地域社会、顧客、株主、社員といったすべてのステークホルダーから信頼を得ることが重要であると考えて、コンプライアンス遵守体制、迅速な意思決定・業務執行体制及び適正な監督・監視体制を構築し、コーポレート・ガバナンスの強化・充実を図り、これを推進しております。

取締役の株式保有方針

取締役の報酬と当社の株式価値との連動性をより明確にし、中長期的な業績及び株式価値向上への貢献意識を高めることを目的に、取締役へのインセンティブプランとして、信託を活用した業績連動型(社外取締役については業績非連動型)の株式報酬制度を2018年及び2021年に導入しております。2018年導入の株式報酬制度は、社外取締役のみを対象とし、業績には一切連動しない業績非連動型株式報酬で構成し、基本報酬に対する業績非連動型株式報酬の割合は一律20%となっています。
2021年導入の株式報酬制度において重視している業績連動評価の指標は、運転開始済みと開発投資決定済み及び開発パイプラインとして認定された再生可能エネルギー発電所における累計設備容量(GW)となります。業績連動型株式報酬の額の算定方法は、貢献度・期待度及び業績目標の達成度に応じて指名・報酬委員会での審議・提言に基づき取締役会で決定しています。
取締役への株式報酬制度の具体的内容は、有価証券報告書の開示内容をご参照ください。

https://www.renovainc.com/ir/securities/

腐敗防止に関する運用状況

レノバグループは、腐敗防止方針を定め、事業を遂行する地域に適用される各国の腐敗行為の防止に関する法令等を遵守し、健全な商習慣と社会通念に沿った公正な事業活動を行い、腐敗行為の防止に取り組んでいます。

また、レノバグループは、事業を遂行する各国の公務員等に対する贈賄行為を中心とする、腐敗行為を防止する体制を構築し、レノバグループの役職員及び利害関係者が遵守すべきルールとして、「外国公務員等に対する腐敗防止規程」を定めています。さらに、「外国公務員等に対する腐敗防止規程」において、事業を遂行する国毎に腐敗行為の防止に関する法令等の説明と留意点を記載するとともに、各国現地法人の役職員への研修により周知・徹底を図っています。

  • 研修

    レノバグループは、腐敗行為の防止に関する研修を行うとともに、倫理全般の周知徹底を図るため、年1回の「コンプライアンス憲章の確認」において、レノバグループの全役職員からコンプライアンス憲章を遵守する旨の確認書を取得しています。

  • 監査

    内部監査規程に基づき、レノバグループの諸施策が適正に実施されていることを確認するため、リスクの度合いに応じて、年に1回以上監査を実施しています。

なお、2024年度において、腐敗防止規程に違反した役職員、腐敗に関する罰金は発生しておりません。