INTERVIEW 01 現場に立つ

海外事業推進室 ヴァイスプレジデント
山﨑 紀子
大学院工学研究科 土木工学専攻 修士課程修了
  • #中途
  • #工学研究科土木工学
  • #海外事業<
  • #前職=総合商社

質問01 / 06 現在の仕事

アジア諸国では、再生可能エネルギーの大規模商用化に向けた開発が本格化しています。私は、こうした案件を探し、信頼できる海外のパートナーと関係を構築する役割を担っています。海外のパートナーと投資関係を締結するだけの日本企業も多いですが、レノバは一緒に事業を推進するパートナーを探しています。各国の開発者の方々は、未来への使命感を持ってリスクを背負って事業に取り組んでいらっしゃいます。だからこそ、レノバが洋上風力発電という「大規模で難易度の高い開発が必要だが、現時点では日本で前例がない事業」に挑んでいる点に共感してくださいます。同じ夢を抱き、前に進んでいけるのです。

現在、月の半分は海外に出張しており、典型的な1日の予定があるわけではありません。出張中は、現地の方々と会い、どうすれば開発のゴールに辿り着けるかの議論を重ね、当社の貢献できる新たな案件を探っています。

質問02 / 06 大切にしていること

前職の総合商社での経験も含めて、様々な地域の方々と仕事をしてきました。大切にしてきたのは、現場の前線に立つことです。現地に出かける前の調査も徹底的におこないますが、実態に触れなければわからないことが多いのです。市場が異なれば、商取引の習慣も変わります。歴史の中で理由があって続いてきた、その地域特有のやり方を頭ごなしに否定していては、信頼されません。デベロッパーを始め、地域の方々の言葉に耳を傾ける。現地政府の方針の変化や、住民の方々の動きなどにも、その都度丁寧に対応する。現地の皆様に寄り添い、互いにリスペクトし合いながら、案件を一緒に育てていくための一つ一つのプロセスを尊重してこそ、海外での開発は大きく実を結ぶのではないでしょうか。

質問03 / 06 レノバの良いところ

アジアでの事業開発を進める中で、ある国のデベロッパーの方に、「レノバは信頼できる、レノバだから一緒に仕事をしたい」と言っていただいたことがありました。以前、子ども同然に大切に育ててきた開発事業に対する思い入れ・熱量を共有できないと感じるパートナー候補もあったようでしたが、「レノバは日本で自ら発電所を開発した実績があり、見えないところでの開発の苦労まで理解してくれた。だから、レノバをパートナーに選びたいと思った」と。

こうした開発の現場に根っこから関わろうとする意志と実績を備えていることは、当社のいいところだと思います。そして、開発サイドの社員のみならず、資金調達や技術力の面でも、確かな専門性と幅の広さをもったプロフェッショナルが揃っていることも、再生可能エネルギー専業の事業会社である当社ならではの強さだと思います。多様な社員が、再生可能エネルギーへの熱意を軸に一体となって事業を進めていけることに、当社で働く醍醐味を感じています。

質問04 / 06 入社前の考え、今の考え

大学院では土木の勉強をして、インフラに関わる仕事に就きたいと考えました。その原点は変わらず、深まって今に至っています。前職で総合商社に勤めていた頃には、アメリカで風力発電事業の開発に携わりました。完成時には、この風車群がこれから約20年間もクリーンなエネルギーをつくり続けるということが、本当に嬉しかったです。風が強すぎて農作物の育たない土地が、電力を生み出し、収入源にまでなった逆転現象を、地域の方々は喜んでくれました。そんな中で、環境改善や地域社会に貢献できる再生可能エネルギー事業に、さらに魅力を感じるようになりました。入社のきっかけは、レノバが海外でも開発を始めると知ったことです。再生可能エネルギー専業の事業会社であるレノバで、事業開発に打ち込んでみたいと思いました。入社前後のギャップはほとんどありません。「とにかく再生可能エネルギーが好きだ」という社員が予想以上に多いことがポジティブ・サプライズでした。

質問05 / 06 今後のキャリア

一部上場企業としての一定の資金力を備えながら、組織がそれ程大きいわけではない当社には、機動力があります。例えば、案件獲得がまだ確実でない段階で現地事務所を構えることを躊躇する会社は多いと思います。しかし、開発する地域への深いコミットメントの必要性を考慮して、当社の社長の木南は、即座に事業所のための人員と予算を確保する決断をしました。インフラを開発するため、国内で地域の方々との信頼関係を深めてきた当社のトップならではの、案件開発のための適切なサポートだと思います。今後は、このようなトップからのサポートを最大限活かしつつ、スピード感を持って案件を積みあげていきたいです。また、現在のところ、海外出身者がチームの半数で、英語を公用語としている海外事業推進室は、社内では多少ユニークな存在になっています。将来的には、部門間の垣根が自然と取り払われ、「再生可能エネルギー開発の現場が、たまたま国内だったり海外だったりするだけ」というような状況をつくっていきたいです。

質問06 / 06 レノバへの入社をご検討中の皆様へ

当社は、再生可能エネルギーの開発を専門にしています。ただ、このジャンルでの知識がなければ活躍が難しいというわけではありません。発電施設を開発するまでには、技術的な試行錯誤だけでなく、国内外の法制度、経営面の諸条件、地域社会への貢献など、多岐に渡る検討を経なければなりません。関係がない領域のほうが少ないのではないかと思うほど、複合的な事業なのです。入社後に勉強をしていくだけの熱意や、総合的な理解力があれば、誰しも経験を生かせるのではないでしょうか。当社では、与えられたものをこなすだけの姿勢では事業を推進することはできません。経営陣も含めた社内外に、自分の仕事を自分の言葉で堂々と伝えることが求められますが、経営陣との距離が近く、意志決定が目に見える「風通しの良さ」があります。自分で考え抜いたことが直接的に案件開発に寄与し、成果につながる。そうしたところに面白さを感じられる方には、魅力的な職場だと思います。

2019年取材