INTERVIEW 03 臨場感

バイオマス事業本部 燃料調達部 マネージャー
岡田 直樹
大学院工学研究科 ビジネスエンジニアリング専攻 修士課程修了 2013年入社
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  • #工学研究科ビジネスエンジニアリング
  • #バイオマス
  • #前職=エネルギー企業

質問01 / 06 現在の仕事

レノバへ入社し、3年ほどコンサルティング業務を担当した後、私を含めた2~3人のメンバーで大型バイオマス発電の新規開拓チームが発足しました。地図を手に全国を駆けずり回って候補地を探したり、技術を学んだり、また当社にとって全く経験のないスキームを0から考えたりと、かなり手探りで新たな事業の立ち上げを経験しました。

地域の皆さまとお話をさせていただく際には、厳しいお言葉を頂くこともありました。そのような際には、地域の皆さまに信頼していただけるよう努めるだけでなく、問題に正面から向き合い、ご心配されている内容に対して具体的な解決を心掛けました。例えば、バイオマス発電所の冷却水による海への影響を懸念される方々の声をお聞きした際には、当時はまだほとんど国内では例がなかった空気冷却方式の冷却装置の導入を決めました。それにより、「仕様を変えてまで環境に配慮してくれるのなら」と、ご理解をいただきました。

手探りで始めたバイオマス発電の新規開拓ですが、今や日本国内に5案件の実現を予定しています。現在の私は、その発電所で用いる燃料の調達業務を担当しています。燃料を調達する側は勿論、供給する側にとっても大がかりで長期間の取り組みとなります。事業が本当に立ち上がるか、長期的に安定して運営されていくのかといった信頼を得られなければ、燃料は供給してもらえません。一方で、燃料が供給されなければ発電所の立ち上げも運営もできないという鶏と卵の関係の中で、緊張感たるや相当なものです。この事業をチーム一丸となってゼロから育ててきたからこそ、事業の実現性について臨場感を持って説明でき、関係者から信頼を得、前例のない燃料調達に繋がるのでは、と思います。

質問02 / 06 大切にしていること

臨場感を持って仕事をすることです。臨場感はとても好きな言葉で、逆に、一歩引いて、他人事でコメントするようになったら終わりだと思っています。仕事がうまく行くかどうかも大事ですが、それとは別に、最前線で濃度の高い経験を積み重ね、臨場感をもって仕事ができているかが、いつも働く上での判断基準になってきました。当社への転職の際にも、そのことを面接で伝えましたし、当社の経営陣からは、「うちにはその思いに応えられるだけの環境がある」とストレートに告げられました。入社後、今に繋がるバイオマス発電事業をゼロからつくり始めたときも、将来のバイオマス発電所稼働のために燃料を調達する現在の仕事でも、まさに臨場感を味わい続けています。

質問03 / 06 レノバの良いところ

レノバのいいところは、社内の皆さんが、それぞれ抱えている事業に対して、まっすぐに力を注いでいる点だと思います。社内のしがらみや利害の調整などに時間をかけることは、ほとんどありません。事業の目標そのものに、シンプルに力を注げる環境があるのです。だから、部門ごとの連携もスムーズです。

私のいるチームは、燃料調達という役割を担っていますが、あくまでも「皆と一緒にバイオマス発電所を立ち上げること」を最も大切にしています。事業を実現し、運営するには燃料調達は必須ですが、燃料調達だけがうまくいけばそれでいいということはありません。発電の技術やファイナンスの条件など、全てにおいて最上の結果を出すために、部門を超えて協力し合い、事業をつくるために何がベストなのかを全員で考えています。そのように考えると、仕事は「ここまでやったら終わり」ではなくなります。個人的には、レノバに来て良かったと実感するのは、そんな「仕事を頑張りたいと思ったら、いくらでも頑張れる」という環境があるところです。

質問04 / 06 入社前の考え、今の考え

入社前に想像していた「まっすぐに事業へ向き合い、ゼロベースから事業を立ち上げることができるのではないか」という社内の環境は、まさにその通りでした。

レノバには、新規事業をただ検討するだけでなく、それをやりきる確かな実行力とチームワークがあります。事業をやりきる核となっているのは、役員も含めて、皆が自分ゴトとして事業を担い、何かトラブルがあってもみんなでトラブルシューティングをして乗り越えていこうとする組織風土でしょう。これにより、成功する可能性が高まるのだと思います。

質問05 / 06 今後のキャリア

レノバはこれまでに、数々の再生可能エネルギー事業を実現させ、着実にノウハウを貯めてきました。結果、組織も事業の規模も大きくなってきたと思います。ただ私はいつもどこかで、既存の「勝ちパターン」以外から事業の可能性を探る意志を持ち続けたい、と思っています。もともと環境分野に特化し、その時代に求められる事業を推進してきた当社です。まだまだ再生可能エネルギー、そしてバイオマス事業において達成すべきミッションは膨大にありますが、遠くない将来、可能ならば、レノバ内でまた新しいことに挑戦していきたいと思います。

質問06 / 06 レノバへの入社をご検討中の皆様へ

私は、新卒で入社したインフラ系の企業を2年あまりで退職し、レノバに転職しました。その選択は間違っていなかったと思っています。今回のインタビューでは、携わった案件について問われたので、規模の大きさにも言及はしました。ただ、仕事の規模がどうであれ、私がいちばん大事にしてきたのは、やっぱり「他人事としてではなく、前例の繰り返しでもなく、皆と考え抜き、手づかみでゼロから仕事の道筋をつくっていく」ことなのです。バイオマス発電所をつくることも、燃料を調達することも、それぞれ、今までは実績のある企業でなければ、参入さえ許されない状況の中に入っていきました。前例がないからこそ、最初は答えもないようにも見えたタフな仕事ばかりでしたが、大きな喜びとやりがいを感じています。そのような挑戦が好きな方にとっては、レノバはきっと、働きがいのある会社だと思います。

2019年取材