当社の蓄電事業に関する融資関連契約の締結のお知らせ
本日付けにて、当社が開発を進める蓄電事業(静岡県袋井市宇刈・99.9MW/280MWh)を行うアールシックス蓄電所合同会社が、株式会社みずほ銀行との間で融資関連契約の締結を決定、同日付で締結し、プロジェクトファイナンスを組成いたしましたのでお知らせいたします。
記
1. 目的
当社は、「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し枢要な社会的課題を解決する」という「ミッション/経営理念」を掲げ、太陽光、バイオマス、風力といった再生可能エネルギー資源による発電事業を地域に根ざして進めています。昨今のAI普及に伴うデータセンターや半導体工場の新増設を背景に、将来的な電力需要の増大が見込まれることに加え、ホルムズ海峡等を始めとする地政学リスクが高まる中、CO2を排出せず、エネルギーの自立化に資する電源の導入は枢要な課題となっており、再生可能エネルギーの重要性は一層高まっています。こうした環境下、当社は、再生可能エネルギーの電源開発に加えて、その主力電源化を支える蓄電事業の開発に取り組んでいます。
本事業は、2026年3月に融資関連契約を締結した菊川西村蓄電所(90MW/270MWh)に次ぐ、当社として2件目となる国内最大規模の市場販売型蓄電事業です。当社は、同じく市場販売型モデルである菊川西村蓄電所や姫路蓄電所等で培ったファイナンス組成力と姫路蓄電所や安来蓄電所で培った運用ノウハウを基盤として、本事業におけるプロジェクトファイナンスの組成を実現いたしました。大規模化によるコスト競争力と、内製化した蓄電所の最適運用知見を組み合わせることで、将来、蓄電所間の競争が激化する環境下においても持続的な収益確保と収益最大化を実現します。また、本蓄電所は主に「需給調整市場」及び「容量市場」での活用を予定しており、電力の需給バランス調整機能の提供及び容量提供を担うことで、再生可能エネルギーの主力電源化を支える電力系統の安定化に貢献いたします。
本融資関連契約の締結により、当社の運転中および建設中の蓄電事業の累計設備容量は452MWに到達いたしました。当社は今期中に、もう1件の大規模市場販売型蓄電事業の着工を計画しており、これを含めると累計設備容量は527MWとなる見込みです。これら合計527MWの蓄電事業において、2030年度には売上高135~145億円、EBITDA90~100億円を見込んでおります。今後も脱炭素に向けて蓄電事業の開発を進め、当社の企業価値の向上を図ってまいります。
2. 今後の見通し
本融資関連契約の締結に伴う影響は今期(2027年3月期)の業績予想に織り込み済みです。今後、公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示いたします。
3. その他
当社は、共同スポンサーであるSMFLみらいパートナーズ株式会社及びNCSアールイーキャピタル株式会社と締結した「アールシックス蓄電所合同会社に係る持分等の譲渡に関する覚書」に基づき、運転開始以降に各社が保有する特別目的会社出資持分(計40.0%)を取得する権利を有しており、当該権利を行使した場合には、当社の出資比率は80.0%となります。
(ご参考)本蓄電事業の概要*1
| 蓄電所名 | 袋井宇刈蓄電所 | ||||||||
| 事業主体 | アールシックス蓄電所合同会社 | ||||||||
| 会社所在地 | 東京都中央区京橋二丁目2番地1号 | ||||||||
| 建設予定地 | 静岡県袋井市宇刈 | ||||||||
| 想定出力/想定容量 | 99.9MW/280MWh | ||||||||
| 出資会社 (出資比率順/五十音順) |
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| 融資アレンジャー | みずほ銀行 | ||||||||
| 融資金額 | 約72億円 | ||||||||
| 着工*2 | 2026年度 | ||||||||
| 運転開始 | 2029年度(予定) |
*1 事業の概要は本件発表時点での計画であり、今後変更となる可能性があります。
*2 本資料においては、EPC契約を締結した時点を「建設開始/着工」としており、「建設開始/着工」は詳細設計開始や機器発注等を含むため、現地での工事開始とは異なる場合があります。